自動車と資源の問題

初めまして、愛知県在住のハルキと申します。

自動車関連会社に勤めています。サラリーマン

趣味はいろいろですが、普通に車が好きです。

新車が出るとディーラに見に行ってしまいますね。

別に買うつもりが無くても。気になる車は試乗まで行います。これって冷やかしですね、ディーラーさんすいません。

でも考えようによっては、ディーラにはたくさん人がいたほうがいいのです。

車に興味を持つ人がいないよりは、一人でも多くの人が興味を持つということが重要ですからね。

というのも、集客効果になりますから。

ということで無理やり正当化しちゃいます。

趣味といえば、スキーもやりますね。

その関係で家族もスキーをやるようになりました。

子供のスキーは親がやらないと絶対できないですからね☺

最近車業界ではサスティナブルsustainable)という言葉をよく使います。

持続可能という意味です。

1987年に国連「環境と開発に関する世界委員会(WCED)」が公表した報告書「われら共有の未来Our Common Future」の中心的な考え方として、持続可能な開発という概念が提唱されたことが始まりですね。

それを受けて、サステイナブルモビリティsustainable mobility(環境にやさしい車社会)という言葉も良く使われるようになりました。

これは十数年前からトヨタが良く使うようになりましたね。確かプリウスが出た頃でしょうか。

ハイブリッドの圧倒的な低燃費により、二酸化炭素の排出を減らせれば、環境にやさしい車というイメージリーダとなる可能性を探ったのでしょう。

持続可能というと、資源の再利用も頭に浮かびますね。

製造業でいうと、材料とエネルギーにあたるかと思います。

モノを作るのにも大量のエネルギーを使いますね。エネルギーは放出して捨ててしまうものを出来るだけ回収することで「利用効率」を高めることが出来ます。

分かりやすい例でいうと、電気と熱ですね。

動力を取り出すのに電気を使うことが多いですが、熱として捨てられる部分の多いです。

同じ出力のモータでも、消費電力の低いモータ(つまりは効率の高いモータ)に換えると熱で捨てられる電気が減ります。

また、鉄を溶かすのに、熱が必要ですが、熱を逃がさないようにすると、ヒータの電力を小さくすることが出来ます。

こうして作られた材料たちから車を作ります。

そして完成した車を使用したのちに、スクラップにして材料を再利用するわけですが・・・

材料を分別してまた、新たな部品を製造するのにどれほどのエネルギーが必要となるのでしょうか?

鉄は1000℃以上にしないと溶解しないですから、大量のエネルギーが必要ですね。

アルミでも数百度、プラスチックでも200℃以上にする必要があり、精製するためにはいくつかのプロセスを経る必要があり、リサイクルには大量のエネルギーが必要ですが、ゼロから製造するよりは、簡素化されるようです。

包装容器については、JISが制定されているんですね(JISZ0130)

しかし、ホント気が遠くなりますね。

車の質量は大抵マイカーレベルでも1000kgを超えますよね。人間の体重の何倍でしょうか?

平均体重を仮に60kgとして、16人分の重さになります。

会社にマイカー通勤している方も多いですが、一人乗りが多いと思いませんか?

一人の人間の体重は60kgで、その一人を移動させるのに1000kgの車を動かしている!?

なんかおかしくないでしょうか?

もう一つの疑問。

車を10年くらい乗ると、いろいろ故障もあるかもしれませんが、13年も乗ると、車検時の費用がアップします。排気量にかかわらず一律15アップします。

現代の車が13年で乗れなくなるとは到底思えませんが、モノを大切にするという考えは見られない制度ですね。

買い替えを促進してエコカーを普及させる考えには賛成できますが、加算されるのには納得いきません。

車を作るためのエネルギーも材料も無尽蔵であればそんなに心配はしませんが、地球上でこのペースで車を増やしてゆくと一体どうなってしまうのでしょうか?

瓶の底が見え始めて初めて慌てるのでしょうね。オゾン層破壊も、海面上昇も、永久凍土の崩壊もみな同じでしたね。

中国のごみ問題も深刻化しているようですし、資源の再利用を考えたとき、ゴミの分別回収体制、不法廃棄への罰則強化など、国家レベルで取り組まないといけないと思います。

ごみ問題を放置しておくと行き場のないゴミたちが、結局巡り巡って私たちの生活を脅かす存在になりますから。

資源争奪戦はもう目の前に迫っています。というかすでに始まっています。

製造業的な視点からすると、自由にものつくりが出来なくなる日は近づいています。

リサイクルを本気で考える時ではないでしょうか?

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